- 2005年4月 2日 11:52
- my opinion
今日の朝刊を読んで。
昨日から伊丹空港の大型ジェット機の乗り入れ(B747-400を除く3発・4発機)が規制されました。
ということで、一部便が伊丹から関空へとシフトしています。関空の元々の建設意義から考えると喜ばしいことです。
しかし、何かと「関空は不便だ。」という報道がなされる。なぜ?
最たるものが、今日の朝刊。
関空シフトに対するインタビューで、「不便になった。伊丹に戻してほしい。」ということを言っている方が居た。
まぁ、それはそれで1つの意見として良いのだが、その方は何でも兵庫県川西市に住んでいるとか。
果たして、この方のインタビューは記事に載せるべきなのだろうか。
兵庫県川西市と言えば、伊丹空港の真横である。そんなところに住んでいる方が、「関空になって便利になった。」と言うとはあまり考えられない。建設意義を把握している方なら、「仕方がない。」や、「これは正しい。」などというのではなかろうか。少なくとも、便利にはなっていないのは確かであるのだから。
なのに、このインタビューをのせる妥当性はどこにあるのだろうか。
それならば、大阪府泉佐野市の方のインタビューものせてほしい。泉佐野市は関空の真ん前であるから。
あまりあまり「関空は不便だ。」という論調ばかりをしないでいただきたい。
本来伊丹移転・関空建設を求めたのは伊丹周辺の住民であり、自治体である。
なのに、今はなぜこうなのだろうか。