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my opinion Archive

「汗をかいて金を稼ぐ」ってどういうこと?

  • Posted by: Y.Tsukada
  • 2006年5月24日 16:41
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近頃ファンドや株式取引によって儲けを得たり、大きな利益をあげているところが批判されたりしています。
そのなかで、批判理由としてよく耳にするものが「汗をかいて金を稼いでないから」だそうです。

それってどういうことなのでしょうか?

例えば頭脳を使って仕事をしている人々(研究職などなど)はその中に入るのでしょうかね?
私のイメージはこういう人々もすばらしい業績を上げているが、汗をかいているイメージはないんですが。

情報産業はその中にはいるのでしょうかね?
もちろんSEなどの人々は汗をかいているのでしょうが、プログラマーは?各種設計者は?

株式取引で利益を上げている人々だって、いい加減にやっているわけではないだろうに。

汗をかいていりゃなんでもいい、というわけではないだろうに。

この世の中で、利益至上主義は悪い、とかなんとか言われているけど、例えば某電鉄に関して、人々は「某企業が経営をすると、安全が保たれなくなる」といっている。それってあたっているのかな?

安全が保たれない → 人々が敬遠する → 利益が上がらない

というわけで、それって営利企業として意図するところではない、と思うのだけれど。

なーんか、批判している人々の、その理由がほとんど「胡散臭い」ものしか思えないのは、なぜなのだろう。

#某球団だって、利益を上げるという観点から言えば、名称変更をするはずがない、という解が瞬時に導き出されるはずなのに、どうしてそれがわからないのだろうか。

なぜ?

  • Posted by: Y.Tsukada
  • 2006年3月15日 23:08
  • my opinion

近頃、Antinnyウイルスによる各所からの情報流出が問題になっている。
私はこれについて、あまりに情報管理に対する意識の低さについて呆れを通り越し、言葉にならない思いである。

重要情報が保存されているパソコンに限らず、ごくごく普通のパソコンですら、ネットワークに接続しているパソコンにアンチウィルスソフトを常駐させておくことは常識である。たったこれだけでAntinnyを防ぐことができるのである。

しかし、それ、つまり常識の行為すら行われていないパソコンのなんと多いことか。

重要情報を扱っているパソコンならばなおさら、そのくらいの管理くらいしてもらいたいものだ。

おいおい。

  • Posted by: Y.Tsukada
  • 2005年4月 2日 11:52
  • my opinion

今日の朝刊を読んで。

昨日から伊丹空港の大型ジェット機の乗り入れ(B747-400を除く3発・4発機)が規制されました。
ということで、一部便が伊丹から関空へとシフトしています。関空の元々の建設意義から考えると喜ばしいことです。

しかし、何かと「関空は不便だ。」という報道がなされる。なぜ?
最たるものが、今日の朝刊。

関空シフトに対するインタビューで、「不便になった。伊丹に戻してほしい。」ということを言っている方が居た。
まぁ、それはそれで1つの意見として良いのだが、その方は何でも兵庫県川西市に住んでいるとか。

果たして、この方のインタビューは記事に載せるべきなのだろうか。
兵庫県川西市と言えば、伊丹空港の真横である。そんなところに住んでいる方が、「関空になって便利になった。」と言うとはあまり考えられない。建設意義を把握している方なら、「仕方がない。」や、「これは正しい。」などというのではなかろうか。少なくとも、便利にはなっていないのは確かであるのだから。

なのに、このインタビューをのせる妥当性はどこにあるのだろうか。
それならば、大阪府泉佐野市の方のインタビューものせてほしい。泉佐野市は関空の真ん前であるから。

あまりあまり「関空は不便だ。」という論調ばかりをしないでいただきたい。
本来伊丹移転・関空建設を求めたのは伊丹周辺の住民であり、自治体である。

なのに、今はなぜこうなのだろうか。

ニッポン放送買収に関する一連の動き

  • Posted by: Y.Tsukada
  • 2005年3月23日 20:29
  • my opinion

曰く。
「堀江社長は説明不足である。フジサンケイグループを買収したときのメリットを国民にもっと説明するべきである。」

しかし、それはどうなのだろうか。
これは企業対企業の話である。しかも堀江社長の言を借りるならば『選挙でなくビジネス』なのである。
考えてまとめあげたアイデアを公共の電波に乗せて説明して、わざわざ手の内を明かすバカな経営者が
いるのだろうか?それとも、その愚を行え、と言っているのだろうか。それはビジネスではない。今から勝負
かけようとしているのに、周りにいる野次馬に『これからこういう風に勝負するからっ!」って言うか、普通?
そんな話は当事者同士で話しておくべき話題である。堀江社長だって、開かせる部分ではさんざん言って
いるではないか。

曰く。
「買収されることによって企業価値が毀損される。」

確かに買収直後はそうなるかもしれない。
しかし、よく考えてほしい。買収によって企業価値が毀損されれば、買収『した』側は大金はたいて買収した
のに、更なる損失をだして、大損こくことになる。買収『した』側は最大限企業価値向上のために努力するで
あろう。努力しない経営者は経営者ではない。

曰く。
「メディアに愛着の無いものがメディアの経営者になるべきではない。」

はたして本当に経営者にメディアの愛着を求める必要があるのか?
現場の人間には制作に関わる人間としてぜひとも愛着はもってもらいたい。
しかし、経営者はあくまでビジネスの責任者である。メディアという事業に対してドライにならなければならな
いのが経営者ではないのか?愛着という理由で損失を出す経営をされてはたまらないでしょうが。

堀江社長以下、ライブドアの関わりたい部分は経営である。
買収が成功したからといって、堀江社長が編集室に乗り込んでくる訳でもなく、番組を中止させるわけでもなく、
利益を向上するために、よりよい経営をするために買収を成功させようとしているのである。
マスコミはそういう堀江社長の意図や発言を意図的に無視しているようにすら思える。

だいたい、今までのマスコミはどんなジャーナリズムを展開していっただろうか。
果たして今までの報道は正確だったのだろうか。適切だったのだろうか。検証はしたのだろうか。
私は全てに疑問符が付いてしまう。果たして今までの報道は信用に足るものだったのか。
本当に言っている通り公正中立な放送をしているのか。本当に言っている通り「公共性」を持ち出しても無理無く
同意できるような放送をしているのか。くだらないバラエティーだって放送しているではないか。

法律にも何も違反していないと裁判所だって認めた。
黒に近いグレーだって、合法なら合法である。それを穴のまま放っておいたのは立法側の怠慢であり、ライブドア
側が非難される覚えはない。フジテレビだって、時間外取引をやっていたそうではないか。あたりまえだ。合法なん
だから。

今となってはマスコミ側の傲慢すら感じる。買収の成否、正否に関わらず。

科学技術の進歩のための税金投入は本当に無駄なのか?

  • Posted by: Y.Tsukada
  • 2005年3月 7日 20:27
  • my opinion

H2A-F7の打ち上げが先日無事成功し、衛星も順調に飛行しているようである。
しかし、一部マスコミで過去の失敗を引き出し、あたかもその税金が無駄とかし、
今後の宇宙開発すらも疑問視するような報道がなされたことに、一抹の寂しさを
感じた。

思えば砕氷船「しらせ」の後継とされる船の建造費すらもなかなか出なかった
時勢である。国家の財政も非常に苦しいことは誰の目にも明らかである。

アメリカなどの国のロケットの成功率をまた引き合いに出し、若干日本の開発を
疑問視するような報道もあったように感じられた。

しかしである。
日本の宇宙開発の予算が数千億円なのに対し、アメリカやロシアは数兆円規模の
予算をつぎ込んで宇宙開発を行っているのである。予算ぎりぎりのなか、日本の
技術者は苦心してロケットを作り上げているのである。

私は悔しい。
私は日本国内で、技術者たちが本当に正当な、十分な評価をされているのか、
疑問を持っている。青色発光ダイオードの件もそうである。あれだけ立派な発明
を行い、会社に巨大な利益をもたらしたのに、たった6億数千万(8億の中の2億
数千万は実は遅延損害金である。よって、実際の評価額は6億数千万である。)
しか評価されない現実はあまりにもひどい。

日本の科学技術への関心はここまでひどいのか?
科学技術のための税金投入すらも「必要」と思われなくなるだけでなく、「無駄」と
まで思われるようになってしまったのか。

私はそうなってしまったとは絶対に思いたくないのであるが、現実は果たしてどうな
のであろうか・・・。

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